マイコC
安全データシート
1. 化学品及び会社情報
化学品の名称 :
製品名称 : マイコ C
製品番号(SDS NO) : 20141214_MC-1
推奨用途及び使用上の制限
推奨用途 : 床用下地調整剤
供給者情報詳細
供給者 : 株式会社 ORION ENTERPRISE
住所 : 〒158-0091 東京都世田谷区中町4-6-11
電話番号 : 03-3701-3712
FAX番号 : 03-6809-7413
2. 危険有害性の要約
製品のGHS分類、ラベル要素
GHS分類
物理化学的危険性 :
健康に対する有害性 :
環境に対する有害 :
(注)上記で記載がない危険有害性は、区分外か分類対象外か分類できない。
GHSラベル要素
絵表示又はシンボル : 非該当
注意喚起語 :
危険有害性情報:非該当
注意書き : 【安全対策】
非該当
: 【応急措置】
非該当
: 【保管】
非該当
: 【廃棄】
非該当
3. 組成及び成分情報
化学物質・混合物の区別 : 混合物
化学名又は一般名 : スチレン/アクリル酸エステル共重合体水性エマルジョン
化学特性 (化学式等) : 非公開
成分及び濃度又は濃度範囲 (含有率) : スチレン/アクリル酸エステル共重合体/ケイ砂 約50%
水 残り
官報公示整理番号 (化審法・安衛法) : スチレン/アクリル酸エステル共重合体 非公開
4. 応急措置
応急措置の記述
吸入した場合
蒸気・ガスなどを吸引し気分が悪くなったときは、直ちに空気の新鮮な場所に移動させて、安静・保温に努め、速やかに医療処置を受ける。
皮膚に付着した場合
付着した衣服・靴を脱ぎ、付着した部分を水または石鹸水で十分洗い落とし、痛みまたは外観に変化のあるときは、速やかに医療処置を受ける。
眼に入った場合
清浄な水で最低15分間、眼を洗浄したのち、速やかに眼科医の手当てを受ける。
飲み込んだ場合
水でよく口の中を洗浄し、直ちに医療処置を受ける。
5. 火災時の措置
消火剤
水、泡、粉末、二酸化炭素
使ってはならない消火剤
情報なし
特有の消火方法
燃焼の際は火元への燃焼源を断ち、適切な消火剤を使用して消化する。
延焼の恐れのないように水スプレーで周辺を冷却する。
消火を行う者の保護
消火作業は、風上から行い、状況によっては呼吸器具を着用する。
6. 漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置
作業の際は適切な保護具を着用し、ガスを吸入しないようにする。
環境に対する注意事項
製品や洗浄水が地面、川や排水溝に直接流れないように対処する。
封じ込め及び浄化の方法及び機材
流路を毛布・土嚢等を用いて堰き止め、大量流出の場合はバキューム等で汲み上げ、又少量流出の場合はおが屑・土砂・パーライト等を混ぜて回収する。
二次災害の防止策
河川・湖沼への流出の場合は、警察署・消防署・河川管理局・水道局・保険所・農協・漁協等に連絡を取る。
7. 取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策 (局所排気・全体換気等)
目・皮膚への接触を防ぐため、保護眼鏡・保護手袋などの保護具を着用する。
スプレーミストの発生する作業の場合はフィルター付の保護マスクを着用する。
粉塵等の吸入を避けるため、防塵マスクを着用する。
取り扱いは局所排気設備のある場所で行う。
安全取扱注意事項
取り扱いの都度容器を密封する。
取り扱い後は手洗い及びうがいを十分に行う。
接触回避
吸湿性物質、高温体との接触を避ける。
保管
安全な保管条件
よく蓋をし、直射日光を避け、風通しの良い場所で5~30°Cで保管する。
安全な容器包装材料
発錆しない材料を使用し、鉄製の容器を使用しない。
8. ばく露防止及び保護措置
管理指標
設備対策
局所排気装置を使用する。
管理濃度
製品については未設定
許容濃度
日本産業衛生学会
製品については未設定
ACGIH
製品については未設定
保護具
呼吸用保護具
フィルター付の保護マスクを着用する。
手の保護具
ゴム手袋
眼の保護具
安全眼鏡、安全ゴーグル
皮膚及び身体の保護具
作業着、安全靴
9. 物理的及び化学的性質
基本的な物理的及び化学的性質に関する情報
物理的状態
形状 : 液体
色 : 乳白色
臭い : 僅かなアクリル臭
化学的性質
pH : 7.5 ~ 9.5
融点・凝固点 : データなし
沸点、初留点及び沸騰範囲 : 水 100℃
引火点 : データなし
蒸発速度 : データなし
燃焼性 (固体、気体) : データなし
燃焼又は爆発範囲の上限・下限 : データなし
蒸気圧 : データなし
蒸気密度 : データなし
比重 (相対密度) : 1.0 ~ 1.2 g/cm3
溶解度 : 水に任意の割合に希釈可能
n – オクタール/水分配係数 : データなし
自然発火温度 : データなし
分解温度 : データなし
10. 安定性及び反応性
化学的安定性 : 常温・常圧で安定
反応性 : 特記すべき反応性なし
危険有害反応可能性 : 特記すべき反応性なし
避けるべき条件 : 特記すべき条件なし
混触危険物質 : 水と反応する物質との混合、接触を避ける。
危険有害な分解生成物 : 燃焼によりCO、NOX等の有害ガスを発生する恐れがある。
11. 有害性情報
毒性学的影響に関する情報
急性毒性
急性毒性 : データなし
局所効果
皮膚腐食性・刺激性 : データなし
眼に対する重篤な損傷・刺激性 : データなし
呼吸器感作性・皮膚感作性 : データなし
生殖細胞変異原性 (変異原性) : データなし
発がん性 : データなし
生殖毒性 : データなし
短期ばく露による即時影響、長期ばく露による遅延/慢性影響
特定標的臓器毒性
特定標的臓器毒性(単回ばく露) : データなし
特定標的臓器毒性(反復ばく露) : データなし
吸引性呼吸器有害性 : データなし
その他 : 低懸念ポリマー、水、製品のGHS分類に影響しない物質の混合物である。
12. 環境影響情報
生態毒性 : 河川等に流出した場合は、エマルジョン中の樹脂の粘着性による呼吸困難のため、魚類が死亡する場合がある。
残留性・分解性 : データなし
生体蓄積性 : データなし
土壌中の移動性 : 物理的性質からみて、大気、水域、土壌環境に移動し得る。
オゾン層破壊物質 : 有害性なし
13. 廃棄上の注意
廃棄物の処理方法
廃製品・廃容器の廃棄物は、許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託契約をして処理する。
洗浄水等の処理は、地面や排水溝へそのまま流さず、凝集沈殿法、活性汚泥法等による。
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去したあとに処分する。
14. 輸送上の注意
国際規制
国連番号 : 非該当
品名 (国連輸送名) : 非該当
国連分類 : 分類基準に該当しない。
国内規制 : 特段の規制はない。
輸送又は輸送手段に関する特別の安全対策 :
直射日光を避け、30°C以下で輸送する。輸送前に容器の破損、腐食、漏れなどないことを確かめる。
転倒、落下、損傷のない様に積み込み、荷崩れ防止を確実に行う。
緊急時応急措置指針番号 : 非該当
15. 適用法令
当該製品に特有の安全、健康及び環境に関する規則/法令
毒物及び劇物取締法 : 法令の適応を受けない。
労働安全衛生法 : 法令第57条の2 通知対象物 法令の適応を受けない。
化学物質管理促進(PRTR)法 : 法令の適応を受けない。
16. その他の情報
その他
GHS分類はJIS Z 7252を適用
責任の限定について
この情報は新しい知見及び試験等により改正されることがあります。
記載内容は現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確さ、安全性を保証するものではありません。
注意事項は通常の取り扱いを対象としたものですが、特別な取り扱いをする場合には、新たに用途用法に適した安全対策を講じた上で実施願います。
すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取り扱いには細心の注意が必要です。
ご使用各位の責任において、安全な使用条件を設定くださるようお願い申しあげます。